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Episodes

ミュージアム・トゥ・ユー

Episode25

Date:
2025.02.05
染谷千秋・染谷千冬
シナリオ制作者:
緋上様
シナリオ頒布先:
pixiv

本編

s1d1 千冬side: 夢は浸食されている。 夢の中、千冬の目に映るものは、時に正しい姿をしていない。 夢の中、自分の声が二重に聞こえることがある。何かが自分のふりをしてしゃべるから。 千冬の意識はあやふやで、たまに途切れてはまた目を覚ます。記憶が連続していない。 そんな日々が、もう、長く続いている。

千冬は追いつめられている。 夢を介して、千冬を苛む不気味な何か。 それは暗いところで脈動し、形を持たず、崩れて、だけど確かに――そこに咲こうとしているのだ。 繋がりを絶たないと。今、やらないと。 そいつに知らしめてやろう。 こころに入り込んでいいのはおまえじゃない。 そこにいてほしいのはおまえじゃない。 そこにいてほしいのは、そう、例えば……

千冬は、ひとりでは立ち向かえないことを知っている。

悪夢はいつも同じ舞台。 美しいミュージアム、その長い長い螺旋階段のいちばん下で、花は今も微睡んでいる。

(1D1) > 1 「アスターミュージアム開館記念展開催 2月1日~」

街を歩いていた千秋は、絶妙なタイミングで差し出されたそのちらしを思わず受け取った。明るい印象だが上品にレイアウトされたちらしは、小さめの博物館の開館を祝う展示会を開催するという知らせだった。 市所有の古い建物が、博物館として改装されてリニューアルオープンしたようだ。 そのちらしに印刷されている展示品写真のうち、メインとして紹介されている作品が千秋の目にとまる。 そこには美しい花の絵があった。

ふと思い出す。最近、千冬がよく言うのだ。「花の夢を見る」と。 千冬の語る夢の花と、その絵の花の特徴は一致しているように感じた。 アイデアをどうぞ。

染谷千秋 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 75 > 成功

千冬の言葉を思い返して、やはり同じ花だと確信を持つ。しかし具体的な花の種類はわからない。空想上の花なのかもしれない。 千冬と一緒にこれを見なければならない。妙な思いつきが、千秋の頭から離れない。幾度となく怪異に巻き込まれてきた千秋の直感だ。 「この花は眠りにつくべきだ」 それは虫の知らせのような、悪寒を伴う第六感の警報のような、根拠のない確信だった。

千秋は千冬を博物館に連れ出すだろう。

・・・

染谷千秋 : 連れ出す前に博物館下見いいすか?!

千冬と一緒に見なければいけない確信があっても、それには根拠がない。その場所に危険がないか、調べるのは当然だ。千秋はその博物館について念入りに調査する。 その博物館は、ちらしにもあった通り市所有の建物を再利用している。 今回のリニューアルによって、アスターミュージアムという名前に変わったらしい。 前評判がとても良かったため、街はこの博物館を歓迎しているようだ。 元々市の所有する建物だったため、この地域由来のものをまとめた市の資料館も兼ねている。個人所有の美術品なども多く取り扱う予定であり、小規模の企画展をする予定が既にいくつか立っている。 今回の展示のメインは、初代館長の絵のようだ。他にも、ジャンルを問わず様々な展示がされている。常設展示として、この地域に関連した展示品や資料もある。 図書館-50をどうぞ。

染谷千秋 : CCB<=80-50 【図書館-50】 (1D100<=30) > 83 > 失敗

ネットから得られる情報はこれぐらいだろうか。 足を運んでみると、古いものの美しい外観の建物だった。

染谷千秋 : 出入り口や窓の配置、内部構造など外から見れる範囲で知りたいです!

凝ったつくりの入り口が見える。ドアは木製で、波打つような加工のガラスを使ったステンドグラスがはまっている。 窓は廊下に面した箇所や、入り口付近にあるようだ。内部構造までは分からなかった。

染谷千秋 : 初代館長についての情報は特にありませんか?

初代館長について調べたところ、名前と生年、没年は知ることができたが、他に情報はない。 この博物館はかなり歴史があるようだ。

染谷千秋 : 事前調査はそれぐらいにしてその日は家に帰ります!

千秋は一旦、家へと帰った。 その翌日。 オープンは2月1日の土曜日。今日は2月5日、水曜日だ。なるべく早く、行かなければいけないと思う。

染谷千秋 : 寒い日が続くとそれを理由に千冬にべったりとくっつきます。今日も今日とて千冬にくっつきながら夜を過ごしています。 「千冬、最近見てる夢の話、詳しく聞かせてくれよ」 染谷千冬 : 「ああ……そうだな。今日も、夢を見た。前と少し内容が違う。段々おかしくなってる気がする。 場所はいつも一緒で、どこかのミュージアムだ。そこの階段の一番下で、花が眠ってる。でも、咲こうとしてるのかもしれない。 夢の俺は、変だ。目がおかしかったり、声が重なったりする。……誰かに真似されてるんだと思う。それが、酷くなってる。 それで、今日は……その何かを断たなければと、強く思った。でも、一人じゃできないんだ」 染谷千冬 : 「……」 染谷千冬 : 「……このままじゃ、良くない気がする。けど、どうしたらいいのか分からない。何も出来ない。……千秋」 淡々と、覚悟を決めたように言葉を続けます。真っすぐな瞳を千秋に向けます。 染谷千冬 : 「俺が、俺じゃなくなったら、どうする?」 染谷千秋 : 「千冬が千冬じゃなくなったら、か。……どこかに行った本当の千冬を探して、元に戻す」 染谷千秋 : 「知ってるだろ?迷子になった千冬探すのは得意なんだぜ、俺」 笑ってから千冬の顔を覗き込み、目元に口付けをします。 染谷千秋 : 「……それでさ、その夢について、俺も感じることがある」 持ち帰ったちらしを千冬に見せます。 「これ、今日街で貰ったちらしだ。これを見た時、千冬と一緒に見なきゃいけないって思った。『この花は眠りにつくべきだ』ってな」 染谷千秋 : 「漠然とした予感みてーなもんだし、錯覚かもしんない。……けど、俺は直感が鳴らす警鐘だと思う。ここに行けば、これから起こる悪いことを防げる可能性がある。……もちろん、逆に危険に巻き込まれる可能性もあるけどな」 染谷千秋 : 「俺はここに行くべきだと思う。……千冬はどう思う?これみて感じることあるか?」 染谷千冬 : 「……そうだな。昔からそうだった。千秋が見つけてくれていたんだ」 自分がよく迷子になっていたことを思い出し、ふっと笑います。 染谷千冬 : 「……似てる。俺が見たのはこの花だ。……俺も行くべきだと思う。ここで、何か手がかりを掴みたい」 染谷千秋 : 「ああ。近いうちに行こうぜ。いつ行ける?」 染谷千冬 : 「……今日、会社を休む。行こう」 染谷千秋 : 「分かった。決まりだな」 準備して早々に足を運びます!

このミュージアムには何かがある。花は咲いてはいけない、眠らせるべきだ。 根拠の無い予感だが、数多の怪異に遭遇した二人の直感には説得力がある。 残された時間がどれほどか分からないから。 二人は今日、その場所へ行くことを決めた。

・・・

博物館は小さいながらもしっかりとした造りで、西洋風のモダン建築が洒落ていた。 時代がかって古びているが、丁寧に手入れされていることが一目でわかる味わい深い建物だ。 その建物が、今日は華やかに飾り付けられ、淡いピンクや黄色のリボンと花飾りがひらひらとその場を彩っている。 入り口前の広場は来館者で賑わい、楽しげな雰囲気が伝わってくる。 「ようこそ!」 あなたたちの前に、突然小さな花が差し出される。 「ご来館の皆様に、お祝いの気持ちです。良かったらどうぞ、お持ちください!」 白いワンピースのフラワーガールはそう言ってあなたたちに花を渡す。

染谷千秋 : その花は夢で見た花と同じですか?

千秋は千冬から聞いた花の特徴や、花の絵画を思い出すが、この花とは違っているように思う。 貰った花は、千冬は白色、千秋は青色だった。生花ではなく、薄い紙を重ねて作った造花のようだ。コロンでもついているのか、いい香りがする。 もし花について詳しい自負があれば、知識をどうぞ。

染谷千秋 : 「ありがとうございます。造花ですか?綺麗な花ですね」 染谷千秋 : CCB<=65 【知識】 (1D100<=65) > 81 > 失敗 染谷千秋 : 千冬! 染谷千冬 : CCB<=75 【知識】 (1D100<=75) > 43 > 成功

千冬はその花が蝦夷菊、別名アスターであることが分かる。同時にフラワーガールも答える。 「はい、アスターの造花です! 地域の方とスタッフで用意したものなんです」 フラワーガールは言葉を続ける。 「アスターは代表的な花言葉に「変化」と「追憶」というものがあるんです。 このミュージアムは、歴史ある建物をお借りして、今の姿になっていますでしょう? そういった今の館長の想いで、アスターミュージアムという名前に変わったんです」

染谷千秋 : 「追憶と変化かあ……、たしかにこのミュージアムにピッタリな花言葉ですね。造花で館長の想いを表現してるなんて、粋だなあ」 染谷千秋 : 「他にもそういうのあるんですか?もしあれば聞かせてもらえませんか?……俺、このメインの花が気になってここに来たんですよ」 ちらしに大きく表示されてる花の絵を見せます。

「初代館長が描かれた絵ですね。この絵は『献身』と名付けられています。元々この建物内にあった絵なので、市が保管していたのですが、ミュージアムの開館を記念して市から寄贈されました。一階の特別展示室で展示しておりますので、ぜひご覧になってくださいね!」

染谷千秋 : 「へえ、献身かあ。興味深いです。……特別展示室ですね、行ってみます。ありがとうございます」 お礼を言ったあと、千冬の方をちらりとみます。 「忙しいところにすみません。まだ少し話してもいいですか?」 染谷千冬 : 急に振られるかと思って、目をぱちぱちさせます。

「はい、大丈夫ですよ! 何か気になることがございますか?」

染谷千秋 : さり気なく千冬の人差し指に人差し指を絡めます。 「どうもありがとう。……初代館長について知ってることがあれば教えてもらえませんか。……ひととなり、『献身』と名付けた意味、ミュージアムの歴史について。この綺麗な作品を描いた方の想いに触れてみたくなりました。……結構な時間をもらうと思うので、よければ直接館長と話をさせていただきたいんですが、かけあってもらえませんか?」 染谷千冬 : 振られなかったため、ほっと安心しています。

フラワーガールは初めて困ったような表情を見せる。 「すみません、私も初代館長の人となりについて、そこまで詳しくは……。他についても、私に聞くより展示品の説明や、中の学芸員の方に聞かれるのが良いかと思います。現館長に話を伝えるのも、私からはちょっと、難しいですね……。サイトにお問い合わせフォームがございますので、そちらから連絡されてはいかがでしょうか?」

染谷千秋 : 「そうですか、分かりました。連絡してみます」 染谷千秋 : KP!APP振らせてください!

良いでしょう。どうぞ!

染谷千秋 : CCB<=14*5 【APP × 5】 (1D100<=70) > 30 > 成功 染谷千秋 : 千冬もふろうや

千冬は千秋の隣で黙っていただけなので振れません。

染谷千秋 : エン……

勤勉そうで親しげな千秋の印象から、フラワーガールは千秋に対して好意的なようだ。 「作品にとても興味がおありなんですね。お力になりたいとは思うのですが……。もしかして、芸大生ですか?」

染谷千秋 : 目を開いて驚いたような様子を見せた後、苦笑しながら続けます。 「あー……、少し違うんですが、似たようなものです。……実は俺、芸大生目指してるんですよ。だから作者の視点について学びたいと思ってます」 染谷千秋 : 「透けてました?恥ずかしいなあ」 染谷千冬 : 黙って聞いています。

「そうなんですね! 芸大生だったら入館が割引されたのですが、ちょっと残念ですね」 フラワーガールはふふ、と笑う。 「すごく真面目に勉強されているんですね。私の妹にも見習ってほしいぐらいです。芸大の受験、大変だと思いますが応援しています!」

染谷千秋 : 「はは、ありがとうございます。ここにこれただけで満足です」 笑顔でフラワーガールにお礼を言い、千冬の名を呼んで立ち去ろうとします。 その直後思い出したように言います。 「あ、そうだ。もう一つ。……近々イベントが開催される予定はありますか?友達にここで『もうすぐ花が咲く』って聞いたんですが、ちらしには載ってなくて」

sccb<=50-30 幸運の平均値-30 (1D100<=20) > 9 > 成功 「え……っと、」 フラワーガールは少し言い淀む。 「このミュージアムではリニューアルオープンしたばかりなので、その……花が咲く、といったような、新しいイベントの予定はありません。……案内所の横に、近隣の美術館や博物館のフライヤーも置いてあるので、そちらも確認されてみてはいかがでしょうか?」

染谷千秋 : 心理学いいすか?!

いいでしょう。初期値で振ります。 sccb<=5 【千秋 心理学】 (1D100<=5) > 10 > 失敗 少し言葉に詰まったように聞こえたが、それがどういった理由か察することはできなかった。

染谷千秋 : 「……、そうですか。分かりました、行ってみます。ありがとうございました」 フラワーガールにお礼を行ってその場を後にします。 染谷千秋 : 「……千冬。何か知ってそうだったな。あの人」

千冬も心理学振っておきますね。 sccb<=5 【千冬 心理学】 (1D100<=5) > 50 > 失敗

染谷千冬 : 「……少し、変だったな」 染谷千秋 : 「ああ。何か、言葉を探してるような感じだった」 染谷千秋 : 千冬と話しながら問い合わせフォームから館長へ連絡を入れておきます。 作品に感銘を受けたため話が聞きたいという旨を記載します。 染谷千秋 : 「まずはメインの作品を見ないことには始まらないな。……千冬の夢の中で感じたことが実現できそうか見てみようぜ」 スマホをポッケにしまいます。 染谷千冬 : 「ああ」 千秋の手を引いて歩き出します。

昨日、千秋が確認した通りの入り口がある。 ドアの向こうに賑やかな人の気配がする。 入り口を抜けると、エントランスホールが二人を迎えた。 中央に建つ螺旋階段が二階へと繋がり、見上げると半分吹き抜けとなっている。ガラスの天井からは企画展の垂れ幕が下がり、こちらも華やかな雰囲気だ。

染谷千秋 : 一階の特別展示室へ向かいます!

特別展示室で花の絵画を確認するために、二人は受付へ向かおうとする。

その瞬間、地震のような揺れを感じて、あなたたちは顔を見合わせるだろう。 揺れた、というより、ぎこちなく揺れ続けていたと気がつくような、違和感がある。

突然、ぶつん、という音を立てて館内の照明がすべて落ちる。受付の女性を含め、周りの来館者たちから驚きの声が上がる。 スタッフが少しあわてたように動き出す。 「大変申し訳ありません!停電のようです。危険ですので、皆様しばらくその場でお待ちください。すぐに電源が回復いたします」 受付の女性スタッフが内線で連絡をするのがあなたたちには聞こえる。 「こちら総合案内所です。バックヤード、電源の回復をお願いします」

染谷千秋 : 千冬の様子と周囲にそれぞれ目星!

目星-50%どうぞ。千冬も振りましょう。

染谷千秋 : CCB<=83-50 【目星-50】 (1D100<=33) > 14 > 成功 染谷千冬 : CCB<=78-50 【目星-50】 (1D100<=28) > 3 > 決定的成功/スペシャル

照明は落ちたものの、吹き抜けになっているエントランスホールは前方に光が射しこんでいる。 千秋が千冬のほうを見ると、千冬もきょろきょろと辺りを見渡している。 周囲の様子を窺うが、怪しい人が紛れている……なんてこともない。人々は皆、ざわざわと停電に騒いでいる。 s1d1 千冬side: 千冬はごく一瞬、意識が途切れたように思う。まるで瞬きをするかのように。 (1D1) > 1

染谷千冬 : 「……」 染谷千冬 : 「千秋、大丈夫か」 握っている手を自分のほうに引き寄せます。 染谷千秋 : 「ああ。千冬こそ大丈夫か?……変わったとこねえ?」 染谷千冬 : sCCB<=11*5 【POW × 5】自分がおかしくなっているのはもう分かっていることのため、今言う必要がないと思う/現実では初めての感覚のため、千秋にも伝える (1D100<=55) > 38 > 成功 染谷千冬 : 「ああ、俺も……大丈夫だ」 染谷千秋 : め ぼ し 染谷千冬 : 許そう

千冬からの許しが出たため目星どうぞ。

染谷千秋 : さんきゅ 染谷千秋 : CCB<=83 【目星】 (1D100<=83) > 81 > 成功

いつもより、返答に少し間があったように感じる。

染谷千秋 : 「……千冬、一旦外に出よう」 千冬を連れて外に出ます!

千秋が連れ出そうした時、照明が回復する。ちょっとしたハプニングに、来館者たちは少し楽しそうに笑ったりして、すぐにまた各々動き出す。

染谷千冬 : 千秋に腕を引かれましたが、照明も回復したためその場に留まります。 「戻った」 染谷千秋 : 「異変があっただろ。……外に出れるか一旦確認したい」 千冬の様子を確認するためにも一旦外に出ます。 染谷千冬 : 動きません。 「……千秋、行くしかないんだ。それに、時間がない」 染谷千秋 : 「『行くしかない』?」 染谷千冬 : 「戻ったって意味がない。ここで、何か見つけるしかない」 染谷千秋 : 「……、わかった。なら、聞かせろ。さっき言い淀んだだろ?何か感じたんじゃねーの」 染谷千秋 : ちなみに他の人達って入退場してます?

入口を見ていると、時間が朝早いだけあって退館する客はいないが、入館客はいる。

染谷千冬 : 「ああ……気のせいかもしれないが、一瞬意識が途切れたような気がした。だから、時間がない」 染谷千秋 : 「……!分かった」 小言言いかけてやめます。受付へダッシュ!

エントランスホールの手前が受付、総合案内所となっていた。笑顔の爽やかな男性と、穏やかで人の良さそうな眼鏡の女性が来館者の対応をしている。 ここで入館料を払うようだ。学生600円は大人1000円。美大生は半額と記述がある。 受付の脇にはフライヤーラックが置かれている。 千秋が受付の窓の前に立つと、「ようこそ、アスターミュージアムへ」と係員が答える。

染谷千秋 : 1600円払ってフライヤー取って『献身』の元へ向かいます。 染谷千冬 : 駆け足で展示へ向かおうとする千秋に引っ張られながら、共に向かいます。

入館料を払うと、入館チケットとパンフレットを手渡される。 チケットには、今回のメインビジュアルとなる花の絵が印刷されていた。名刺サイズで、カードとしても美しい。

フライヤーラックには、フラワーガールが言っていた通り、近隣の美術館や博物館、開催日の近い企画展のフライヤーが並んでいる。 どのフライヤーを取りますか?

染谷千秋 : 全部取ります。

千秋は全てのフライヤーを手に取る。中身をろくに見ないまま、昨日確認した館内図を頭の中で描き、特別展示室へ向かった。

階段のさらに奥のフロアに訪れる。ここが、特別展示室だ。 広々とした空間に、大きな絵が一枚だけ飾られている。今回の企画展におけるメインビジュアルとなる絵画だろう。思ったより大きい。具体的には描かれている人間が等身大になる程度だ。 ぼんやりとした淡い色の背景、美しい花が、外側から中心を目指すように咲き乱れる姿が描かれている。 フラワーガールが言っていたように、タイトルは「献身」。作者は初代館長といわれている。 もともとこの建物内に存在しており、ミュージアムの開館を記念して市から寄贈された。 作者が残したと思われる、キャンバスの裏に書かれていたメッセージが紹介されている。 「これはひとのこころ ここははなのゆめ あなたのためのなにもかも」 s1d1 千冬side: 妙な胸騒ぎと違和感を覚える。 この絵は未完成なのではないか? (1D1) > 1 千秋はこの絵にどこか親近感が沸く。なんとなく、好きな絵だ。千秋にとっては珍しいだろう。

染谷千秋 : 「……?千冬、この絵見て何か感じるか?」 染谷千冬 : 「……なんか、変だ。それに、違和感がある。うまく説明できないが……未完成なんじゃないか」 染谷千秋 : 「……未完成か」 気になるところがないか目星をしたいです!

目星どうぞ。

染谷千冬 : CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 21 > 成功 染谷千秋 : CCB<=83 【目星】 (1D100<=83) > 73 > 成功

二人は、額縁の下の長辺の装飾が一部欠けていることに気づく。

染谷千秋 : 「ここ、欠けてるな。……作品が未完成なのと関係してんのか?」 染谷千冬 : 「……分からない。未完成は、俺がなんとなく思っただけだ。あまり気にしなくていい」 染谷千秋 : 「……ん」 でも気になるのでチケットの裏表やパンフレットとフライヤーに、この絵に関連する情報がないかざっと見ます。

ようやく落ち着いて、手元の紙類を見る。

チケットは特に変わったところのないチケットだ。フライヤーも人通り目を通すが、『花が咲く』に関連したイベントはどこも開催していなかった。

パンフレットには館内図と、各フロアの説明がある。

■フロア一覧 1F:受付、展示ホールA、展示ホールB、展示ホールC、特別展示室、(バックヤード) 2F:二階展示室、(研究室、保管室)

他にも代表した展示数点の情報が書かれている。献身についても簡易的に書かれているが、先ほど見た作品説明のパネル以上の情報は無い。 ミュージアムの基本情報も書かれているが、これも昨日千秋が調査した通りだ。

染谷千秋 : (……花を断つならここだと思ったんだけどな。壊すにもこれだけ混んでたら壊せねーな) 染谷千秋 : 「……千冬、他の場所も見てみよう。気になる場所あるか?」 染谷千冬 : 「……このパンフレットだけでは、特にこれ、というものは感じないな」 染谷千秋 : 「なら順に見ていこう」 千冬の手を引いて展示ホールAに向かいます。 染谷千冬 : 「ああ」

展示ホールAは、天井の高い広々とした空間に、絵画と彫刻の展示がされていた。 壁には『聖母画』や、たくさんの絵画がかけられ、中央の空間を使って『天使の像』のような彫刻がいくつか置かれている。 庭に面した壁面が大きな窓になっており、バルコニーに出られる構造となっているが、現在は施錠されている。 窓から外を見ると、庭は相変わらず人で賑わっている。 染谷千秋 : 聖母画に目星!

目星どうぞ。

染谷千秋 : CCB<=83 【目星】 (1D100<=83) > 68 > 成功 染谷千冬 : CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 64 > 成功

聖マリアがイエス・キリストを抱いている円形の絵だが、ところどころに現代風の要素がある。 タイトルはそのまま「聖母図」だ。

染谷千秋 : 続けて天使の像に目星!

目星どうぞ。

染谷千秋 : CCB<=83 【目星】 (1D100<=83) > 79 > 成功 染谷千冬 : CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 90 > 失敗

来館者を歓迎するように、入り口側に面して置かれている。台座混みで2.5mほどの高さの大きな天使の裸像。 タイトルは「あの時の天使」だ。 千秋は、その天使像がなぜか靴下を片方履いていることに気づく。

染谷千秋 : 「靴下、片方だけ履いてるな」 染谷千冬 : 「……確かに」 染谷千秋 : 他に気になる箇所ないか目星!

どうぞ!

染谷千冬 : CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 21 > 成功 染谷千秋 : CCB<=83 【目星】 (1D100<=83) > 81 > 成功

このフロアの展示品を見て回る。このミュージアムは現代アートがコンセプトの一つのようで、少々奇抜なものも混ざっている。しかし、特に気になるものは無かった。

染谷千冬 : 「……ここじゃない」 染谷千秋 : 「……分かんのか?」 染谷千冬 : 「……いや。でも、何も無かったから」 染谷千秋 : 「そうだな。次行こう」 染谷千秋 : Bにむかう!

二人は展示ホールBに向かう。 目星どうぞ。

染谷千秋 : CCB<=83 【目星】 (1D100<=83) > 51 > 成功 染谷千冬 : CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 37 > 成功

s1d1 千冬side: 千冬は視界の隅にある人物を目撃する。それは……それは、自分だ。間違いなく自分の姿だ。 瞬く間に、彼はするりと来館者たちの間を抜けて見えなくなる。SANc(1/1d3) (1D1) > 1 千秋は視界の隅にある人物を目撃する。それは隣にいる筈の千冬だ。彼はするりと来館者たちの間を抜けて見えなくなる。SANc(1/1d3)

染谷千秋 : 1d100<=56 【正気度ロール】 (1D100<=56) > 49 > 成功 染谷千冬 : 1d100<=34 【正気度ロール】 (1D100<=34) > 13 > 成功 [ 染谷千冬 ] SAN : 34 → 33 [ 染谷千秋 ] SAN : 56 → 55 染谷千秋 : 「……は、」 染谷千冬 : 「……!」

突如、館内放送が鳴る。 人が多いとはいえ静かな会場の和やかな空気をぶち壊す大音量。そして、歪んでひび割れた声が響く。 「あー、あー、館内ー放送ー、です。ようこそアスターミュージアムへ、あなたのことを、お待ちしていました。ご来館いただき、誠にありがとうございます」 足元が揺れたかと思うと、千秋と千冬以外の来館者達がいっせいにその場に溶け落ちた。 展示品たちは激しい音を立てて外れ、倒れ、一瞬で辺りの光景は様変わりしてしまった。 ぶつん、という音を立てて照明が落ち、非常灯の緑の光だけがかろうじてものの輪郭を浮かび上がらせている。 SANc(1d3/1d6)

染谷千秋 : 1d100<=55 【正気度ロール】 (1D100<=55) > 13 > 成功 染谷千秋 : 1d3 (1D3) > 2 [ 染谷千秋 ] SAN : 55 → 53 染谷千秋 : 「……千冬。俺の側から離れんなよ」 染谷千冬 : 1d100<=33 【正気度ロール】 (1D100<=33) > 10 > 成功 染谷千冬 : 1d3 (1D3) > 1 [ 染谷千冬 ] SAN : 33 → 32 染谷千冬 : 「……ああ」 ごくりと唾を飲みます。

二人は展示ホールに向かおうとエントランスホールに戻ってきたところだ。 吹き抜けのガラス天井を見上げると、青い空が変わらずそこにあるが、その光は全く館内に差し込まない。薄暗い。このままでは周りがよく見えないだろう。 右手の奥には、入館チケットを購入した受付が見える。

染谷千秋 : スマホは使えそうですか?

スマホを点けたところ、圏外となっているが電源は点くようだ。

染谷千秋 : スマホの明かりで周囲を照らします。目星!

どうぞ!

染谷千秋 : CCB<=83 【目星】 (1D100<=83) > 78 > 成功 染谷千冬 : CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 53 > 成功

受付のほうを見ると、人が立っているように見える。

染谷千秋 : 「暗いな。千冬、まず電源を復旧させようぜ。さっきの停電ん時もバックヤードに連絡してたんなら、電力復旧させれる可能性がある。まず受付にある内線で確認しよう」 染谷千秋 : 「……幸い、人もいるみたいだしな?」 軽口を叩きつつスマホの明かりを頼りに警戒しながら進みます。 染谷千冬 : 「……そうだな、スタッフの人が……対応してくれるなら」 無表情のまま軽口を返し、千秋と共に行きます。

そうして二人は受付の前までやってくる。 s1d1 千冬side: 先ほどと同じ男女が変わらずに立っている。しかし彼らは微笑みの表情を張り付けたまま、ぴたりとあなただけを見つめている。視線があなたに絡みつく。 SANc(0/1d2) (1D1) > 1 人影がふたつあったが、よく見るとそれはマネキンのようだ。マネキンというか、不出来なかかしのように見える。

染谷千冬 : s1d100<=32 【正気度ロール】 (1D100<=32) > 50 > 失敗 染谷千冬 : s1d2 (1D2) > 2 [ 染谷千秋 ] SAN : 53 → 51

その時、千秋は妙な胸騒ぎを感じる。精神が蝕まれるような、そんな感覚だ。

染谷千秋 : 「……?」 千冬の様子を確認します。 染谷千冬 : 千秋を一瞬見た後、受付の人に声をかけます。 「……すみません」

千冬がスタッフに会話を試みても、返答や反応はない。

染谷千冬 : 「……千秋、バックヤードに行こう」 染谷千秋 : (……は?俺が幻覚見てんのか、千冬が幻覚見てんのか、悪夢なのか、どれだ?) 染谷千秋 : 「……千冬、それ、何に見える?」 染谷千冬 : 「そ、れ……?」 染谷千冬 : CCB<=80 【アイデア】 (1D100<=80) > 12 > スペシャル 染谷千冬 : 「……千秋には、人じゃないものに見えているのか?」 染谷千秋 : 「俺にはかかしに見えるぜ。……千冬には人に見えてんだよな?今、会話できたか?」 染谷千秋 : 話しながらマネキンに触れてみたいです! 染谷千冬 : 「いや、返事が無かった」 染谷千秋 : 「……そっか」 染谷千秋 : (さっき精神が蝕まれる感じがした。……それが原因か?)

千秋がそれに触ると、ガラガラと音を立てて壊れてしまった。

染谷千秋 : 「……!千冬、今どう見える」

s1d1 千冬side: 生身の部位欠損を目撃する。欠損しようがなにしようが、微笑みはピクリとも崩れず視線は絡んだまま。SANc(0/1d2) (1D1) > 1

染谷千冬 : s1d100<=32 【正気度ロール】 (1D100<=32) > 78 > 失敗 染谷千冬 : s1d2 (1D2) > 2 [ 染谷千秋 ] SAN : 51 → 49 染谷千冬 : 「人が……バラバラになって、俺を見ている」 染谷千秋 : 「……なんなんだ。気持ち悪いだろ、後ろ見てな」 受付の中に入って内線を確かめます。 染谷千冬 : 「……微笑みながら、ずっと俺を見てる。視線が気持ち悪い」 目を逸らして、千秋と一緒に受付の中に入ります。

ここの番号は#000のようだ。 番号を知っている内線にはかけることができるだろう。

染谷千秋 : 「狙われてんのは千冬だな。なんかあったら真っ先に逃げろ、いいな。……ここの内線、000だ」 染谷千秋 : 適当に押して繋がりませんか?001とか110とか119とか999とか

千秋が001に内線をかけると、どうやら繋がったようだ。受話器から声がする。 「……千秋」 女性の声だ。その声は、記憶に無い。けれど、どこか懐かしい。

染谷千秋 : 「誰だ」

「ずっと、幸せに――暮らせます、よ……に――と、仲良く――」 ザザ、と小さなノイズが混じり、音が途切れ途切れになる。 「 どうして 私を 殺したの 」 耳を劈くノイズが走る。そしてぶちり、と電話が切れた。 SANc(1/1d3)

染谷千秋 : 1d100<=49 【正気度ロール】 (1D100<=49) > 5 > 成功 [ 染谷千秋 ] SAN : 49 → 48 染谷千秋 : 「……くだらねー」 染谷千冬 : 「……誰か出たのか?」 染谷千秋 : 「ああ。気味の悪い女の呻き声が聞こえた。……千冬は聞かない方がいいぜ。結局どこに繋がったかも分からなかった」 続けて番号を押します。

110、119、999と押してみたが、繋がらなかった。

染谷千冬 : 「……千秋。確かに、狙われているのは俺かもしれない。でも、俺だけが逃げても意味がないんだ」 染谷千秋 : 「ふ、……分かってるよ。言葉が悪かった。なんかあったらすぐに距離取れ。こいつらは千冬のことを狙うはずだ。そしたらその間に俺が隙つけるかもしんない」 染谷千秋 : 「問題解決して、さっさと出ようぜ。一緒にな」 染谷千秋 : (……内線なら連番か?)002、003と試してみます。20番ぐらいまで。 染谷千冬 : 「……分かってるならいい」 染谷千秋 : ふ、と笑います。

連番で試すと、先ほどとは違い繋がっているようだ。しかし応答は無い。

染谷千秋 : どの番号で出ましたか? 染谷千秋 : 「繋がったんならいるんだろ?聞こえるか?」

003までの番号が繋がっているようだった。 千秋が話しかけても、やはり返事は無い。

染谷千秋 : 「何も聞こえねー」 002と003どっちもですか?

002も003も同じく、何も聞こえなかった。

染谷千秋 : 「千冬、なんか聞こえる?」 受話器を渡してみます。

千冬が受話器を耳に当てても、何も聞こえない。

染谷千冬 : 「……いや、聞こえないな」 染谷千秋 : 「そっか。……なら、直接いくしかねーみたいだな。行こうぜ」 受付を出て千冬に手を差し出します。 染谷千冬 : 「ああ」 千秋の手を握り返します」 染谷千秋 : バックヤードにむかう!

二人でスタッフ用のバックヤードに移動する。 ここで展示品の一時保管も行っているようで、一角にはそういったものが積まれている。 スタッフが休憩するための『テーブル』と椅子、ソファ、『ロッカー』のほか、軽食やウォーターサーバーが設置されている。 また、奥は管理室も兼ねているのか、『監視用モニター』が複数並んだ台があり、その近くに『電源』、『鍵棚』、『内線電話』がある。 染谷千秋 : 監視用モニターを見ます!

各部屋に設置された監視カメラが動いている。 目星どうぞ。

染谷千秋 : CCB<=83 【目星】 (1D100<=83) > 48 > 成功 染谷千冬 : CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 77 > 成功

エントランスに千冬の姿を目撃する。一瞬でカメラの死角に入ってしまった。

染谷千秋 : 「……さっきも見たな、こいつ」 染谷千冬 : 「ミュージアムの様子が変わる時だな。こいつは何だ……?」 染谷千秋 : (……俺の隣にいるのが千冬のはずだ。……もし偽物と入れ替われんなら停電のタイミングだ。けどあん時は、ずっと手を握ってた。入れ替わるタイミングがない。千冬は千冬だ。……俺が幻覚でも見てない限りは、だけど) 染谷千秋 : 「黒幕はこいつか?……千冬に成り代わろうとしてる?」 染谷千秋 : 「千冬、今朝言ってたよな。……自分が自分じゃなくなったらどうするかって。それはこいつが関係してんのか?」 染谷千冬 : 「いや、見たことはなかった。誰かが俺を真似して喋ってるんだ。それで、声が重なる。……それで、夢を見てる時の俺の意識はあやふやなんだ。だから、そう思った」 染谷千秋 : 「……成り代わるんじゃなくて乗っ取るのか?……」 荷物を漁ってマッキー取り出して千冬の手に落書きします。 染谷千冬 : 「……」 染谷千秋 : 「ふ、お互い分かりやすくしねーとな」 千冬の手に犬を、自分の手に猫を描きます。 染谷千冬 : 「……ふ。犬と猫だ」 染谷千秋 : 「可愛いだろ?」 落書きを終えて電源を見ます。 染谷千冬 : 「ああ。……ありがとう、千秋」

電源を見るが、鍵がかかっているようだ。

染谷千秋 : 「はは、いーよ」 鍵棚で鍵を探します! 染谷千冬 : 千秋から目を離しません。

鍵棚には、鍵がかかっている。 メモが貼り付けられている。 「本日の鍵管理は染谷」

染谷千秋 : 「……染谷?」 染谷千秋 : 千冬にメモを見せます。 「偶然俺達と同じ名前の従業員がいた、ってわけないよな」 染谷千冬 : 「そうだな。……鍵?」 染谷千冬 : 自分の衣服のポケットなどを探してみます。 染谷千秋 : 同じく探してみます。

二人とも、自宅の鍵以外は持っていません。

染谷千秋 : 「ねーな」 染谷千秋 : 一応鍵差し込んでみます。

自宅の鍵を差し込むと、鍵棚が開いた。SANc(1/1d3)

染谷千秋 : 1d100<=48 【正気度ロール】 (1D100<=48) > 86 > 失敗 染谷千冬 : 1d100<=32 【正気度ロール】 (1D100<=32) > 82 > 失敗 染谷千秋 : 1d3 (1D3) > 2 染谷千冬 : 1d3 (1D3) > 3 [ 染谷千秋 ] SAN : 48 → 43

一度にSAN値が5以上減ったため、千秋は一時期発狂のアイデアロールどうぞ。

染谷千秋 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 62 > 成功

千秋は一時期発狂をします。 狂気表からRoCしてください。

染谷千秋 : 1d10 (1D10) > 3

発狂ラウンドも決めます。1d10+4をしてください。

染谷千秋 : 1d10+4 (1D10+4) > 9[9]+4 > 13

だいたい2分からそれ以上で、お好みで発狂どうぞ。

染谷千秋 : 肉体的なヒステリー(極度のストレスが引き金となり自分の意志でコントロールできなくなった状態)で声を出せなくなります! 染谷千秋 : 「……、……?」 鍵を差し込んでから話そうとしますが声が出ません。パクパクと口を動かしながら喉を押さえます。 染谷千秋 : (……声が出ねー。これも怪異か?) 染谷千冬 : 目星!

どうぞ!

染谷千冬 : CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 47 > 成功

千冬は千秋が声を出せなくなっていることに気づきます。

染谷千冬 : 「……千秋?」 千秋の背を支えます。 「どうしたんだ、千秋、千秋」 染谷千秋 : 「……、……」 何かを話そうとしますが声が出ません。眉を寄せて喉を指差したあとに指で✗を作ります。 染谷千秋 : マッキーでパンフレットに書きます。 『声出なくなった』 染谷千冬 : 「な、なんで……大丈夫か、千秋。他におかしなところは」 染谷千秋 : 首を横に振り『大丈夫』と書きます。千冬の背中をぽんと叩き、鍵棚の中を見ます。

中には電源の鍵と、二階の保管室の鍵があった。

染谷千秋 : どちらも取ります。電源の鍵を差し込んでみます。 染谷千冬 : 「……千秋!」 鍵を奪いたいです! 染谷千秋 : エッ

STR対抗どうぞ!

染谷千秋 : おれ11

11と14の対抗です。千冬どうぞ。

染谷千冬 : RESB(14-11) STR対抗 (1d100<=65) > 87 > 失敗

千冬は千秋の持つ鍵を奪おうとしたが、千秋も力強く握っている。

染谷千冬 : 「……」 染谷千秋 : 「……?」 鍵を千冬に渡します。 染谷千冬 : 「……下がっていろ」 染谷千冬 : 電源に鍵を使います。 染谷千秋 : むっとした表情で千冬の側に立ちます!!!

千冬が電源にかかっていた鍵を開ける。 中の主電源をいじると、ミュージアム中の照明が回復したようだ。

染谷千秋 : CCB<=85 【アイデア】声がでないことを覚えてる/忘れてる (1D100<=85) > 5 > 決定的成功/スペシャル 染谷千冬 : 千秋を気にせず、ロッカーを開けます。

千冬が開けると、着替えが複数と煙草、ジッポライター・懐中電灯が入っている。

染谷千秋 : トントンと千冬の背中を叩き、千冬の頬を両手で抑えてじっと見つめます。

s1d1 千冬side: 千冬は、これらの全てにどことなく見覚えがある。 (1D1) > 1

染谷千冬 : s1d1 (……どうして見覚えが? そんなわけがないのに) (1D1) > 1 染谷千冬 : 千秋に背中を叩かれて振り向くと、頬を抑えられて口をもごもごします。 「……なんだ」 染谷千秋 : パンフレットに書きます。 『落ち着けよ。千冬が狙われてんの忘れたのか。俺が見るから千冬は離れてな』 染谷千冬 : 「……千秋に言われたくない。休んでいろ」 染谷千秋 : 「……」 じっと千冬の目を見ます。 染谷千秋 : CCB<=85 【アイデア】声がでないことを覚えてる/忘れてる (1D100<=85) > 56 > 成功 染谷千冬 : 千秋をじっと見た後、目を逸らしテーブルを見ます。 染谷千秋 : 千冬を引き止めて自分が見ます!!!!!!!!!!!!! 染谷千冬 : 引き止められません!!!!!!! 染谷千秋 : じゃあ一緒に見ます!!!!!!!!! 染谷千冬 : む……

二人で押し合いながらテーブルを見る。 灰皿のほか、日誌が置かれていた。

日誌はつい最近新しくなったのか、まだ数ページしか書かれていない。 日々の業務のほか、警備員やスタッフたちの雑談のようなものが書き込まれている。 それなりに雰囲気のいい職場のようだ。 ここしばらくは、このミュージアムにまつわる怪談話で持ちきりだった様子が見て取れる。 「『献身』の絵に稀に描かれる人間」のほか、 「『献身』の花は増えていく」「『献身』の額縁は直らない」等、あの絵は随分ネタになっている。 また、「この建物は生きている」「数年に一度、建物のくらい穴に供物をささげる必要がある」など、献身の絵と同じくらい建物自体にもいわくがあるようだ。

染谷千冬 : 「……千秋、読んだか?」 染谷千秋 : 頷きます。 染谷千秋 : 「数年に一度、建物のくらい穴に供物をささげる必要がある」の部分を指でトントンして眉を寄せます。 染谷千冬 : (『献身』の絵については、俺の状況とは違ってる。信じられるか怪しい話ばかりだ。……でも、火の無いところに煙は立たない……) 染谷千冬 : 「……俺は、『この建物は生きている』や供物についてが気になった。どうしてこんな噂があるんだ……?」 染谷千秋 : 「……」 考え込みます。 染谷千秋 : CCB<=17*2 【INT × 2】 SANC減少の変化がわかるか (1D100<=34) > 57 > 失敗 染谷千秋 : 「建物の穴を探してみようぜ」 染谷千秋 : 「……あれ、声出る」 染谷千冬 : 「……! 良かった……」 染谷千秋 : 「……心配してくれてありがとな。もう大丈夫だぜ」 染谷千秋 : 「穴があるとしたら1階か」 内線電話の番号を確認します!

ここの番号は#001のようだ。

染谷千冬 : 「……」 む、としています。 染谷千秋 : CCB<=83 【目星】 (1D100<=83) > 31 > 成功 染谷千秋 : 「どした?」 000にかけてみます!

000にかけても、誰も応答しない。

染谷千秋 : (内線はほぼ意味がないな) 染谷千秋 : 「千冬、ここが001みたいだ」 染谷千冬 : 「……そうか」 染谷千冬 : (……そうだな、千秋の立場なら、大丈夫だと言ってしまうだろう。きっと俺でも、そう言う。そういうことじゃないんだ) 染谷千冬 : 「……千秋。本当に、何かあったら無理をするな。すぐに言え」 染谷千秋 : 「……今は俺じゃなくて千冬だ。さっきも意識飛んだんなら、そっちの方が危ないだろ。……千冬こそなんかあったらすぐに言えよ」 染谷千秋 : 「俺は本当に大丈夫だって。声もすぐ治っただろ?他も何ともねーよ」 染谷千冬 : 「急に声が出なくなるのが、大丈夫なわけがないだろ。俺が危ないのは分かってる。でも、千秋もだ」 染谷千秋 : 「分かってんならいい。……覚えとく」 染谷千秋 : 「ロッカーにあるものは待ってこうぜ。また停電するかもしれねーし」 染谷千秋 : 従業員の着替えを使ってバッグを作ります!その中にロッカーに入ってたやつをいれたいです!

着替えも持って行きたいと考えた千秋は、その着替えを使って簡易的なバッグを作る。 ロッカーにあっためぼしいものを、全てその中に入れた。

染谷千冬 : 「器用だな」 染谷千秋 : 「だろ。ライフハック系の動画で見た。……これで持ってけるな」 染谷千秋 : 「他のところも見よう。電気復旧したから視界はよくなってるはずだ」 染谷千冬 : 「ああ。他の展示もしっかり調べたい」 染谷千秋 : 展示ホールBにむかう! 染谷千冬 : 千秋の服を掴みます。 「千秋、展示ホールAだ。変わったところがないか、見ておきたい」 染谷千秋 : 頷いて展示ホールAに向かう!

展示ホールAはバックヤードを出てすぐ。天使の像や聖母画が展示されていたところだ。

染谷千秋 : 変化がないか目星!

目星どうぞ。

染谷千秋 : CCB<=83 【目星】 (1D100<=83) > 99 > 致命的失敗 染谷千冬 : CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 20 > 成功

s1d1 千冬side: フロアを見渡すと、聖母画が床に落ちている。また、天使の像もどこか雰囲気が違うように思う。 (1D1) > 1 千秋は壁の陰に人が立っていることに気づく。この状況で出会う人物を即座に警戒する。――しかし、よく見てみるとそれはただの彫刻だった。さっきまでこの場所にあっただろうか? 精神的な疲労によりSAN値を1減少してください。

[ 染谷千秋 ] SAN : 43 → 42 染谷千冬 : 警戒しながら、天使の像に近づきます。 染谷千秋 : 千冬の後に続きます。天使の像を見ます。

天使の裸像に近づくと、ぐんと気温が下がったように思う。 パネルを見ると、タイトルが「まだ寒いの」に変化していた。

染谷千秋 : (……ここだけやけに寒いな) 染谷千冬 : 「……千秋、服をくれ」 染谷千秋 : 「ん、寒い?」 自分の上着を渡します。 染谷千冬 : 「……バックヤードの着替えだ」 染谷千秋 : 「?ああ」 荷物をほどいて千冬に渡します。

一応持ってきていた小さなポリ袋の中に、他の荷物を移し替える。そしてスタッフ用の衣装を千冬に手渡した。

染谷千冬 : 像が寒がっているのかと思い、渡された衣装を像に着せます。 染谷千秋 : 「……ふ」

千冬が像に服を着せ掛けてやる。あたりの気温が温かくなったように思う。 途端、絵画のタイトルが赤く濡れた「ありがとう」という文字で上書きされる。SANc(0/1)

染谷千秋 : 1d100<=42 【正気度ロール】 (1D100<=42) > 98 > 失敗 [ 染谷千秋 ] SAN : 42 → 41 染谷千冬 : 1d100<=32 【正気度ロール】 (1D100<=32) > 44 > 失敗 [ 染谷千秋 ] SAN : 41 → 40 染谷千冬 : 「……」 染谷千秋 : 「……」 染谷千秋 : 他に変わったところがないか目星!

千秋の目には、他に変わったところはないように見える。

染谷千秋 : 「今、千冬の目にどう見えてる?」 染谷千冬 : 「……この像か? 服を着て温かいんじゃないか」 染谷千冬 : 「……嬉しくない笠地蔵だ」 染谷千秋 : 「ふ、たしかにな」 染谷千秋 : 「この様子じゃ他のも変わってるな。見てみようぜ」 染谷千冬 : 「ああ。……絵画が落ちている」 落ちた聖母画に近づきます。 染谷千秋 : 見ます!

床に落ちてしまった絵に、何か違和感を覚える。 注視すると聖母の顔は、記憶の中だけにある自分たちの母親の顔だった。背景に描かれている家具類やおもちゃも、よく見ると昔、二人の家にあったものだろう。 SANc(0/1d2)

染谷千冬 : 1d100<=32 【正気度ロール】 (1D100<=32) > 42 > 失敗 染谷千秋 : 1d100<=40 【正気度ロール】 (1D100<=40) > 79 > 失敗 染谷千冬 : 1d2 (1D2) > 2 染谷千秋 : 1d2 (1D2) > 1 [ 染谷千秋 ] SAN : 40 → 37

千秋はアイデアどうぞ。

染谷千秋 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 26 > 成功

千秋は違和感に気づく。来館客が消えたあたりから、胸騒ぎが酷く精神的な消耗が激しい。異常な事態に巻き込まれているにしても、だ。まるでこの空間に蝕まれているかのように思えるかもしれない。

染谷千秋 : choice 千冬に言う 言わない (choice 千冬に言う 言わない) > 千冬に言う 染谷千秋 : choice 自分 千冬 (choice 自分 千冬) > 千冬 染谷千秋 : (……今回は嫌に焦るな) 精神的疲労を覚えます。 染谷千秋 : 「……千冬、大丈夫か?」 染谷千冬 : s1d1 (……気味が悪い。どうして俺たちと関係するものがここにあるんだ。……いや、これは夢なのか? 俺か、千秋の意識に基づいている? なら、そんなに驚く必要もない。……必要ないんだ) (1D1) > 1 染谷千冬 : 「大丈夫だ。千秋こそ」 染谷千秋 : 「ほんとかよ?」 染谷千秋 : CCB<=16*5 【POW × 5】大丈夫 だいじょばない (1D100<=80) > 2 > 決定的成功/スペシャル 染谷千秋 : 「ふ、……俺はよゆー」

千冬はアイデアどうぞ。

染谷千冬 : CCB<=80 【アイデア】 (1D100<=80) > 83 > 失敗 染谷千冬 : 「……こら」 染谷千秋 : 「?」 染谷千秋 : 千冬の様子を見ます!!!!!! 染谷千冬 : 「強がるな」叱りますが、笑みが零れます。 染谷千秋 : くすりと笑い返します。 「もう慣れっこだぜ」 染谷千冬 : 「……そうだな。慣れた。だから今回も、乗り越える」 染谷千秋 : 「ああ。プロの力見せてやろうぜ」 冗談混じりに言います。 染谷千冬 : 「……ふっ」 染谷千冬 : エントランスホールを通って、特別展示室にももう一度行きます。 染谷千秋 : ついてく!

特別展示室を再度確認すると、美しい花が描かれた絵画が変わらずそこにある。 しかし、絵画のタイトルは変わっていた。震える字で「犠牲」と書かれている。

s1d1 千冬side: 千冬は直感する。 これは自分の心だ。そしてこれこそが、あの忌々しい夢との繋がりだ。 この絵を、この花の浸食を、食い止める何かが必要だ。 (1D1) > 1

染谷千冬 : s1d1 (……俺の心だ。どうしてそう思ったんだろう。でも、そうだ) 絵に触れます。 (……この絵は、何か変だ。やっぱり未完成なのか? ……俺の心が? 分からない……) (1D1) > 1

千冬がその絵に触れると、ほんのりと温かかった。

染谷千冬 : (……) 染谷千秋 : 「絵は変わってねーな」 染谷千冬 : 「この絵は、俺の心だと思う」 染谷千秋 : 「千冬の心?……これが?」 染谷千秋 : 絵に触れてみます!

千秋が触れると、千秋の手と絵画が絵具のように混ざり合う。――絵の中に入れそうだ。

染谷千冬 : 「……千秋!?」 染谷千秋 : 「千冬、ここ入れそうだぜ」 染谷千冬 : 千秋の腕を引きます。 「……危険だろう!」 染谷千秋 : 「……千冬の心なんだろ?なら危なくねーよ」 ふ、と笑います。上半身だけいれて中を見ることできないですか? 染谷千冬 : 全力で止めます。

意見を合わせてやり直してください。

染谷千秋 : エー?! 染谷千秋 : 「……千冬、少し見るだけだ」 染谷千冬 : 「……だめだ。俺の心だと思う。でも、変だ。俺が未完成だと思ったこと、この絵が俺の夢と繋がってること……全然、分からない。不用意な行動はやめろ」 染谷千秋 : 「……いや、見にいく。ここに来た目的を思い出せよ。未だになんの手がかりも見つけられてない。千冬の心が未完成だってんなら、尚更見にいくべきだ」 染谷千秋 : 「この花の説明……『これはひとのこころ ここははなのゆめ あなたのためのなにもかも』だっただろ?ここに手がかりがある可能性が高い。今の千冬の状態もよく分かってない。……『やるしかない』、だろ?」 染谷千秋 : 「最初この花見た時、好きだと思った。俺にしては珍しくな。……夢の話を聞いた時とは違って、嫌な感じはしなかった。だから大丈夫だ。……少し待ってろ」 第六感からの警鐘、やたらと感じる焦燥感、来客が消えてからの胸騒ぎで千冬の身が心配です。どちらかが動けなくなる前に多少強引にでも行きます! 染谷千冬 : 引っ捕らえます! 「勇気と無謀は違う! まだ見ていないフロアもある、フロアにろくな手がかりがなかったからと言って……」 千秋を掴みながら、ふと思考に耽ります。 染谷千秋 : 「……、千冬?」 じっと千冬の動向を見ます。 染谷千冬 : 「……そうか、俺の夢なんだ。それで、作者はやっぱり何か知ってる。……建物……」 染谷千冬 : 「……」 染谷千冬 : 「……美術品には、確かにろくな手がかりが無かった。でも、今なら、スタッフしか入れないところに入れる。受付も、バックヤードもそうだ。館内マップでは、二階の研究室と保管室はスタッフ専用だった。俺たちはバックヤードで保管室の鍵を見つけてる」 染谷千冬 : 「バックヤードには建物についての噂話があった。一般客の入れるフロアより、そっちのほうが情報があるかもしれない。……少なくとも、このよく分からない場所に飛び込むよりは良い。俺はここに入れないし、この先には何の保証もないんだ」 染谷千秋 : CCB<=16*5 【POW × 5】言うこと聞く ごねる (1D100<=80) > 53 > 成功 染谷千秋 : CCB<=85 【アイデア】焦りへの自覚あり なし (1D100<=85) > 27 > 成功 染谷千秋 : 「悪い、焦ってた。……そうだな。2階に行こう」 絵に寄せていた身体を戻し、千冬の方へ向き直ります。 染谷千秋 : (もし、2階でも対した手がかりがなかったら、そん時は……) 染谷千秋 : ccb 焦り度 (1D100) > 26

・・・

二階に上ろうと、階段前に訪れる。吹き抜けの天井はガラス張りになっているが、今は光が射さない。木製の螺旋階段は二階までの短いものだが、支柱がなく、宙に浮いているようになっている。それ自体がアートのようだ。 s1d1 千冬side: 螺旋階段の下の床に美しい花が芽生えている。 その花は階段の影に隠れているにも関わらずうっすらと発光し、甘くうっとりするような芳香を放っている。美しい。そして――おぞましい。 あなたはその花を初めて見たけれど、知っている。 自分の精神を蝕む、あの花だと。 何故こんなところに?ここはどこだ? 甘すぎる香りに酔いそうだ。 SANc(1/1d3) (1D1) > 1 千秋は螺旋階段の下の床に、周囲2.5mほどの余裕を持って穴が開き、階段が異様に長く続いていることに気づく。 底は決して見えず、ぽっかりと開いた暗闇の中どこまでも深く続いているように感じる。

染谷千冬 : s1d100<=32 【正気度ロール】 (1D100<=32) > 70 > 失敗 染谷千冬 : s1d3 (1D3) > 3 [ 染谷千秋 ] SAN : 37 → 34

千秋はアイデアどうぞ。

染谷千秋 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 53 > 成功

穴を覗き込むと、千秋は衝動的な懐かしさと切なさに襲われる。 言いようも無く、やるせない。この穴さえ埋めれば、この悪夢は終わるのだと直感が告げている。けれど、自分ではだめだというのもわかる。これはきっと、本人が埋めなければならない隙間なのだ。 千秋に出来ることは、ただ、その穴を、傷を教えることだけだ。 千秋は確信する。ここは花の夢。そして、千冬の精神の中なのだと。 千秋は続けて聞き耳もどうぞ。

染谷千秋 : CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 56 > 成功

千秋は遠くに、心臓の鼓動のような音を聞いた。

染谷千秋 : (……建物の穴、『供物』?……俺じゃダメだ。千冬が行く必要がある。……ああ、クソ。落ちたらどうなる?死ぬのか?何に対する供物だよ。いくら千冬の夢ん中でも、千冬自身を捧げたら戻れなくなるんじゃねーのか。……) 染谷千秋 : 心臓の音が聞こえる方向はどこですか?穴の中です?

よく耳をすますと、穴の中から聞こえるように思う。

染谷千秋 : 「……」 染谷千秋 : 「千冬、何か感じたか?」 染谷千冬 : 「花が咲いていて、怖い、……怖い?」 染谷千冬 : 「……」

千冬はアイデアどうぞ。

染谷千冬 : CCB<=80 【アイデア】 (1D100<=80) > 20 > 成功

s1d1 千冬side: ふと気がつく。こんな異変に巻き込まれているというのに、こんなに自らの命に危険が迫っているかもしれないというのに、千冬の心は不思議と落ち着いている。感じたはずの恐怖がすぐに掻き消える。 (1D1) > 1

染谷千冬 : 「……怖くない」 染谷千秋 : 千冬を連れてその場を離れます。 「……今何があった?」 染谷千冬 : 「綺麗で、怖い花がある。……俺の夢に出てくる花だ。でも、怖いと思ったはずなのに、その気持ちが落ち着く。何かおかしい気がする」 染谷千秋 : CCB<=16*5 【POW × 5】 (1D100<=80) > 29 > 成功 染谷千秋 : 歩きながら続けます。 「……あんま時間がねーな。気持ちが変わる前後で花に変化はあったか?」 染谷千冬 : 「いや、変わらない」 染谷千秋 : 「……急ごう」 急いで研究室へ向かいます!!!!!

・・・

階段を上ると、二階展示室が出迎える。壁に絵画がかけられている他、画集や地域文献の展示ショーケースがあるようだ。二人はその展示スペースを通り抜けて、フロア端の研究室に向かおうとする。 目星どうぞ。

染谷千冬 : CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 64 > 成功 染谷千秋 : CCB<=83 【目星】 (1D100<=83) > 83 > 成功

schoice 絵画 壁 ショーケース (choice 絵画 壁 ショーケース) > 絵画 通り過ぎる時に、壁に飾られている絵画が目に入る。 s1d1 千冬side: 描かれているのは幼い千冬だ。 あなたと目が合うと、額のふちまで小走りでやってくる。泣きそうな顔でなにかを訴えかけている。 目星どうぞ。 (1D1) > 1

染谷千冬 : sCCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 73 > 成功

s1d1 千冬side: 絵の中の自分が何と言っているか分かる。 「たすけて」 すぐに背後から絡み付いてきた花のツタに取り込まれて見えなくなってしまう。SANc(1/1d2) (1D1) > 1

染谷千冬 : s1d100<=32 【正気度ロール】 (1D100<=32) > 1 > 成功 [ 染谷千秋 ] SAN : 34 → 33

千秋がその絵を見ると、椅子が一脚描かれているが、その椅子はひどく打ち壊されている。悪意を感じ取る。

染谷千秋 : 「……」 沈黙します。他に気になるものがないか見ながら続けて向かいます! 染谷千冬 : 「……」 あまり脇を見ず、千秋と一緒に研究室に向かいます。

千秋は目星、千冬は目星-30%をどうぞ。

染谷千冬 : 展示品は見ません!見ません!見ません!見ません! 染谷千秋 : CCB<=83 【目星】 (1D100<=83) > 99 > 致命的失敗

千冬は目星-50%でどうぞ。

染谷千冬 : CCB<=78-50 【目星-50】 (1D100<=28) > 34 > 失敗

部屋を見ながら研究室に走っていた千秋は、ショーケースを囲うポールに引っかかってしまう。思わずそのショーケースに目をやると、展示されているのは千冬の今までの人生だった。 怪異に巻き込まれる千冬を、まるで英雄譚のように、千冬が主人公であるかのように、仰々しく称えるように描かれている。そこには千秋の知らない光景もあった。黒猫と共に歩む千冬、自分に似た何かの足を斬る千冬――。 「勇敢なる千冬!このような試練に打ち勝つとは!」千冬の声が、嗤う声が脳裏に響く。二重に重なった聞き取りづらい声だった。SANc(1d2/1d5)

染谷千秋 : 1d100<=33 【正気度ロール】 (1D100<=33) > 82 > 失敗 染谷千秋 : 1d5 (1D5) > 3 [ 染谷千秋 ] SAN : 33 → 30

そしてショーケースには、千秋が忘れるはずもない出来事が展示されていた。森の邸宅、まるで教会のようなあの場所で起こった出来事。今の千冬には関係がないはずなのに。 記憶がフラッシュバックする。あの時。あの体験。あの恐ろしいもの。宇宙の一端を、はっきりと思い浮かべてしまう。 SANc(1d10/2d10)

染谷千秋 : 1d100<=30 【正気度ロール】 (1D100<=30) > 54 > 失敗 染谷千秋 : 2d10 (2D10) > 8[2,6] > 8 [ 染谷千秋 ] SAN : 30 → 22

アイデアどうぞ。

染谷千秋 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 11 > スペシャル

一時的発狂します。RoCどうぞ。

染谷千秋 : 1D10 (1D10) > 4

意味不明な会話あるいは多弁症です。1d10+4振ってください。

染谷千秋 : 1D4+1D10 (1D4+1D10) > 1[1]+8[8] > 9

1d10+4です!もっかいどぞ

染谷千秋 : 1D10+4 (1D10+4) > 2[2]+4 > 6

大体一分続きます。

染谷千冬 : 足を止めた千秋を振り返ります。 「千秋……?」 染谷千秋 : 「冬の話はしちゃだめだ。千冬が犬に殺される」 染谷千冬 : 「……千秋」 染谷千秋 : 「境界はこえていい。雨が流してくれる」 染谷千冬 : 「千秋!」腕を掴んで引き寄せて抱きしめます。 染谷千秋 : 「胎児を千切る。虫を食う、はは」 染谷千冬 : 頭をぽんぽんと撫でます。 「千秋……どうしたんだ。大丈夫か。何が言いたいんだ」 染谷千秋 : 「泡になって消える。海は怖い」 染谷千冬 : (……急にどうしたんだ。何か見たのか? それとも、千秋の精神に直接何かが……? 分からない、でも何かを見たのなら……俺は、しっかりしないと) 頭を撫で続けながら一方の腕で千秋を引き寄せて、展示品から離れ廊下の端に移動します。 染谷千秋 : 意味不明なことをべらべらと喋りながらされるがまま移動します。 染谷千冬 : (……千秋が、このままだったら……) ぼんやりと考えながら、千秋の名前を何度も優しく呼びかけます。千秋をずっと抱きしめています。 染谷千秋 : CCB<=16*2 【POW × 2】持ち直す 無理 (1D100<=32) > 52 > 失敗 染谷千秋 : 「置いていかれる。行くなよ。どこにも行くな。……」 千冬の服を握りしめて、ぶつぶつと要領を得ない言葉を呟いていましたが、次第に間隔が長くなります。 しばらくてようやく落ち着き、千冬の身体を離します。 染谷千秋 : 「……千冬」 冷や汗をかきながら千冬の顔をじっと見ます。その後目を伏せて一呼吸置き、階段の方へ歩き出します。 「あの絵の中にいく」 染谷千冬 : 「……千秋! だめだ!」 離れる千秋を追いかけ、後ろから強く抱きしめます。 染谷千秋 : 千冬の手を取り、そっと握ります。そのまま外そうとします。 「……止められても俺は行くぜ。手、外せよ」 染谷千冬 : 「……研究室に行くんじゃないのか。理由を言え」 さっきまでの千秋の様子を思いながら、尋ねます。 染谷千秋 : 「時間がない。客が消えた時から妙に胸騒ぎがするんだ。……いつもと違って、精神的に蝕まれてる気がする。消耗が激しい。……自殺しかけた日と、同じだ。……このまま行けば、俺はきっと動けなくなる。さっきの見たろ」 染谷千秋 : 「あの絵の中に入れるのは俺だけだ。……なら、俺が動けるうちに見ておいた方がいい。二人で研究室に行ったとして、もし手がかりが何もなかったら……、そこで俺が動けなくなって、あそこに入る手段がなくなったら……、千冬が助かる道がなくなるかもしれない」 染谷千秋 : 「俺が絵の中に行く。だから千冬は研究室を調べてくれ。……できることがあんのに、知らないせいで千冬を失うなんて、……俺はもう二度とごめんだ」 千冬の手を解いて絵に向かおうとします。

千冬はアイデア-50%どうぞ。

染谷千冬 : CCB<=80-50 【アイデア-50】 (1D100<=30) > 60 > 失敗 染谷千冬 : ぐ、と力をこめて引き留めます。 「……だからといって、今の状態で、別行動をするほうが危険だ! ……研究室は調べる、千秋はそれを後ろから見ておけ。何もしなくていい、だから一人で行くな。……研究室に何も無かったら、それも考えるから」 染谷千秋 : 「嫌だ」 千冬の手を振り払います。 「……何かを見たからじゃない。タイミングは分かんねーけど、俺が何もしてないときもじわじわ削れてってる気がする。時間がない」 染谷千秋 : 「……やっぱ、バックヤードで待ってろ。千冬はここで狙われてる。なら、モニターがあるあそこがいい。……モニター見ながら、さっきのあいつが近くにきたら逃げろ。いいな。……俺も手がかり見つけられなかったらすぐに出てくる。……絶対に戻るから」 絵の前までいくぞ! 染谷千冬 : 後ろから強く抱きしめているため振り払われません! 「……危険っていうのは、俺がじゃない! 千秋もだ! モニターの中に絵の中の映像があったか? 絵の中で千秋が、どんな危険な目に遭うかも分からない、こっちに戻る方法があるとも限らないんだ! あれは俺の姿をしているだけだ、狙っているのが俺とは限らない! 俺たちが分かれた後で、俺が殺されたら? あれが千秋に会って、本物のふりをしたら? ……今、分かれるべきじゃない!」 染谷千冬 : 「……絵画の作者はこの異変を知ってる。絵画は元々この建物にあった。なら、この建物のスタッフしか知らない場所なら、この建物について何か隠せるような場所なら、手がかりがある。俺はそう思う。実際、入口で会った人は何か知ってるそぶりだっただろう。……千秋、次にだめだと思ったら、絵の中に入るのを認める。だから、あと少しだけ、試させてくれ」 染谷千秋 : CCB<=16*3 【POW × 3】 (1D100<=48) > 43 > 成功 染谷千秋 : 千冬が殺される、という言葉を聞いてぐっと詰まります。その後渋々頷きます。 「……、わかった」

研究室だと思われる扉には厳重なセキュリティロックがかかっており「関係者以外立ち入り禁止」とある。 番号を打ち込むパネルが点灯している。

染谷千冬 : 千秋を後ろに下がらせて、試しに入力してみます。

何度か適当に打ち込むと壁に「あなたの番号」と文字が現れる。

染谷千秋 : CCB<=16*4 【POW × 4】探索する/しない (1D100<=64) > 86 > 失敗 染谷千秋 : 探索せずにいます。 染谷千冬 : 「……」 1213、と入力してみます。

千冬の誕生日を打ち込むと扉が開いた。 SANc(0/1)

染谷千冬 : 1d100<=32 【正気度ロール】 (1D100<=32) > 5 > 成功

・・・

千冬は千秋を連れて、研究室に入る。 ここでされている研究は、この地域独特の伝統工芸や歴史的遺産についてのようだ。 そういった古そうな資料が、『机』や『作業棚』にごちゃごちゃとたくさん置いてある。

染谷千冬 : 机を見ます。

千冬が調べている間、千秋はどうしていますか?

染谷千秋 : 同じく調べ物を見ます。基本的に千冬の行動をみつつ気になる箇所がないか見ます。

机の上に散らばっているのは、千冬の個人情報だ。 家系図、家族の写真、友達の写真、それらの名前、生年月日、よく行く場所、そして詳細な個人年表。あなたしか知り得ないようなことまで事細かに記されている。 家系図の千冬の枝を確認すると、強くこすったような痕があり、掠れている。 SANc(0/1)

染谷千冬 : 1d100<=32 【正気度ロール】 (1D100<=32) > 66 > 失敗 染谷千秋 : 1d100<=22 【正気度ロール】 (1D100<=22) > 67 > 失敗 [ 染谷千秋 ] SAN : 22 → 20 染谷千冬 : 前のストーカーを思い出して何とも言えない気分になります。

千秋は目星をどうぞ。

染谷千秋 : CCB<=83 【目星】 (1D100<=83) > 77 > 成功

千冬の名前の上に「わたし」と文字が書かれている。

染谷千冬 : (机には……何も無い) 棚を見ます。

棚の中には「献身(犠牲)」の小さいサイズの複写が複数枚と、学生のレポートが1冊ある。

染谷千冬 : (これは……ミュージアムの売り物か? それとも頒布品?) 複写を手に取ってみます。

千秋と千冬は一緒にその複写を見る。 一枚をのぞいたほかは、あなたたちの知っている絵とは大きく異なる点がある。 画面内に人物が描かれているのだ。その人物はこちらに背を向けているが、かすかに見える横顔は厳しく、毅然として花を見つめている。他の複写も見比べると、描かれているのは全員違う人物だ。 s1d1 千冬side: なんだかとてもほっとする。この絵に惹かれる。ああ、これが完成形だ。そしてふと、絵の人物に千秋の面影が重なる。SAN+1。 アイデアをどうぞ。 (1D1) > 1

[ 染谷千冬 ] SAN : 32 → 33 染谷千冬 : sCCB<=80 【アイデア】 (1D100<=80) > 58 > 成功

s1d1 千冬side: 千秋がいれば絵を完成させることができる、と直感を得る。 (1D1) > 1

染谷千冬 : s1d1 (……だから、未完成だと思ったのか。じゃあ、千秋が言うように、千秋がこの絵の中に入ることが正しいのか? ……本当に? 仮に絵の中に行ったとして、それで、千秋は戻ってくるのか?) (1D1) > 1 染谷千冬 : 複写を置き、学生のレポートを読みます。

千冬がレポートを読んでいるところを、千秋が後ろから眺める。 どうやらそのレポートは、アスターミュージアム(元『ゆりかご館』)、そして絵画『献身』についてのようだった。

この不思議な建物は、まるでこの絵画のためにあるようだ。絵の作者(初代館長)はこの絵をたいそう大切にしたというが、彼の人の記録の中には、まるで絵を監視するような言動も見て取れる。 彼と『献身』に関するひとつのふしぎなやり取りを紹介したい。

「彼の孫娘が、彼に、花が私を蝕むのとなきついたとき、彼はしんじられないくらい厳しい顔で絵を切りつけ燃やそうとした。周囲はあんなにいつくしんだ絵を、と仰天したが、それを止めようとはしなかった。 彼の最初の暴行を絵が受けたとき、孫娘が悲鳴を上げて苦しまなければ、今この絵は失われていただろう。 身を抑えてあえぐ孫娘に、彼は悩みぬいた末にこう言った。 『その花を眠らせてやりなさい。瞼を閉じて、身を任せて。きっと怖いだろうけれど、ひとりで穴の中に落ちていきなさい。』

その後、孫娘が穴に落ちたという逸話はきかないが、孫娘はやがて健康さを取り戻したという。」

染谷千冬 : 「……」 染谷千冬 : s1d1 (……これが本当の話なら、俺があの穴に落ちればいい? ……穴はどこだ?) (1D1) > 1 染谷千秋 : 「……」 染谷千秋 : (さっき階段で見た穴か。……落ちても死なないのか?) 染谷千秋 : (1D100<=48) > 6 > スペシャル 染谷千冬 : 「千秋は穴を見ていないか?」 染谷千秋 : 「ああ。千冬も見てなさそうだな」 染谷千冬 : 「……そうか」 染谷千冬 : 「……でも、手がかりだ。俺が穴に落ちればいい。穴を探そう」 染谷千秋 : 「試すつもりか?火のないところに煙は立たない。供物だなんだって噂もあっただろ。探すなら俺が絵の中に入ってからにしろ」 染谷千冬 : 「その火がこのレポートだ。スタッフはこの逸話を供物か何かと勘違いした、とも考えられる。絵の中に入ったらどうなるか分からない。あの絵が完成したとして、じゃあ中に入った人間は出れるのか? 一生出られない可能性だってあるんだ」 染谷千秋 : 「複写に写ってた人間は全員違った。それは絵が完成した後、その中にいる人間が出てこられたってことじゃねーのか」 染谷千冬 : 「全員閉じ込められたとも考えられる。……千秋は『この花は眠るべき』だと思ったんだろう。レポートには『眠らせてやりなさい』とある。書いていることと一致してるんじゃないか」 染谷千冬 : 「……」 染谷千冬 : 「千秋、保管室にも行かないか」 染谷千秋 : CCB<=16*5 【POW × 5】 (1D100<=80) > 29 > 成功 染谷千秋 : CCB<=17*5 【INT × 5】自分の心の余裕がわかる/わからない (1D100<=85) > 93 > 失敗 染谷千秋 : 「絵の作者は、その方法を言うまでに悩んでる。何か副作用があるんじゃねーのか。……穴に落ちて何されるか分からない。最終的に健康になったって言っても、いつ健康になったのかも分からない。その健康になった娘が、この中にいる成り代わりかもしれない。その時娘の側に誰かがいたのかも、もしいたなら一緒にいた人間がどうなったかも書かれてない。……絵の中に入るのが危険だっていうなら、穴に入るのも同じぐらい危険じゃねーのか」 染谷千秋 : 「それに、花を眠らせるためには落ちるって言うんなら、落ちた先にあるのは花なんだろ。千冬は階段で花を怖いって言った。俺は絵を見た時怖いとは思わなかった。……それが答えなんじゃねーの」 染谷千秋 : 「……」 染谷千秋 : 「分かった。……行こう」 染谷千冬 : その感覚もどこまで信用できるか分からない、今まで見ていた夢でも俺の見るものはおかしかった……と思い、納得していませんが、口に出すのはやめます。 「……ありがとう」 研究室から出ます。 染谷千秋 : 一番最初のクソデカトラウマの光景を見てるので絶対に千冬を危ない目にあわせません!

分かりました。千秋も部屋から出ますか?

染谷千秋 : 出ます!研究室に向かいます!

二人は研究室を出る。 s1d1 千冬side: 部屋を出て振り返ると、千秋の姿がなくなっている。辺りを見回しても、声を上げても、その姿はどこにもない。SANc(1/1d3) (1D1) > 1

染谷千冬 : s1d100<=33 【正気度ロール】 (1D100<=33) > 41 > 失敗 染谷千冬 : s1d3 (1D3) > 2

s1d1 千冬side: ルルルル、と音を立てて、研究室の内線電話が鳴り響く。 (1D1) > 1

染谷千冬 : s1d1 「……千秋、千秋!!」研究室に戻り、急になり出した電話を取ります。 (1D1) > 1

s1d1 千冬side: 千冬が取ると電話が切れた。#003からの電話だった。 (1D1) > 1

染谷千冬 : s1d1 (受付が000、バックヤードが001、そしてここじゃないなら……保管室か!?) 「千秋!!!!」 保管室へ向かって走ります。 (1D1) > 1

・・・ 千秋が瞬きをした瞬間に、研究室前の廊下とは風景が変わっていた。全く見覚えのない部屋だ。棚がたくさん置かれていることから、ここが保管室だろうか。また、近くに千冬はいない。SANc(1/1d3)

染谷千秋 : 1d100<=20 【正気度ロール】 (1D100<=20) > 21 > 失敗 染谷千秋 : 1d3 (1D3) > 2 [ 染谷千秋 ] SAN : 20 → 18 [ 染谷千秋 ] SAN : 18 → 16 染谷千秋 : 「……千冬?」 染谷千秋 : 辺りを探します!!!!人影がなければ別の部屋に行きます!

千秋が部屋をぐるりと見渡すと、作品棚側から声がかかる。

染谷千冬 : 「千秋、ここだ」

振り返ると、一番手前の棚を挟んで向こう側に千冬が立っている。

染谷千秋 : 「……千冬!よかった」 染谷千秋 : 「今何が起こった?」 染谷千冬 : 「急にいなくなった。……驚いた」 染谷千秋 : 「俺も。……怪我してねえ?」 近寄って千冬を良く見ます! 染谷千冬 : 「大丈夫だ」 こちらかも千秋に近寄ります。 染谷千冬? : 「すごく美味しそうで、もう、我慢ができない」

千冬が千秋に向かって微笑み、その手を振り下ろす。

染谷千冬? : sCCB<=60 【鉤爪】 (1D100<=60) > 54 > 成功

千秋は回避をどうぞ。

染谷千秋 : CCB<=83 【回避】 (1D100<=83) > 83 > 成功

千秋はその攻撃を間一髪避けることができる。

染谷千冬 : s1d3-1 到着するまでのターン数 (1D3-1) > 3[3]-1 > 2 染谷千秋 : 「……!」(千冬じゃねーな、あいつか?) 千冬に目星!手に落書きはありますか?

手を見ると、千秋が書いた落書きがない。

染谷千秋 : (千冬の体じゃねーのか?) 優しく蹴ります!

キックどうぞ。

染谷千秋 : CCB<=75 【キック】 (1D100<=75) > 32 > 成功 染谷千冬? : sCCB<=30 【回避】 (1D100<=30) > 96 > 致命的失敗

千冬はうまく躱せず、その蹴りをまともに食らう。 ダメージ2倍でロールどうぞ。

染谷千秋 : 2d6+1D4 【ダメージ判定】 (2D6+1D4) > 2[1,1]+1[1] > 3

千秋が蹴りを入れると、千冬の身体がどろりと派手に崩れる。しかし手応えがない。肉が溶けたような様子にSANc(0/1)

染谷千秋 : 1d100<=15 【正気度ロール】 (1D100<=15) > 75 > 失敗 [ 染谷千秋 ] SAN : 16 → 15 染谷千秋 : 「……は、」 染谷千秋 : 千冬を急いで探しに行きます! 染谷千秋 : 「千冬、いるか?!いるなら返事しろ!」 大きな声を出しながら今まで来た部屋を順にみていきます!

千秋が扉を開けると、この場所に向かって走る千冬の姿が見えた。

染谷千冬 : 「……千秋!!」 染谷千秋 : 「……千冬!無事か!?」 怪我してないか目星!

目星どうぞ。

染谷千秋 : CCB<=83 【目星】 (1D100<=83) > 82 > 成功

一見怪我をしていないように見える。

染谷千冬 : 「大丈夫だ! 千秋は!?」 染谷千秋 : 「俺は大丈夫だ。怪我は?してねえ?」 触りながら手の落書きをみます。

駆け寄った千冬の手を見ると、落書きがされている。

染谷千秋 : 「……さっき保管室でモニター室にいたあいつに襲われた。千冬の方は大丈夫だったか?」 染谷千冬 : 「俺は何も、……千秋!」

保管室の扉から、千冬を模したものが追いかけてきている。それなりに速く、立ち止まっていてはすぐに追いつかれるだろう。 千秋が蹴りを入れたところが、ぶくぶくと泡立ち修復されているように見える。

染谷千秋 : 「千冬!顔背けてろ!」 足を蹴って動けなくしたいです! 染谷千冬 : 「……!」千秋の言うことを大人しく聞きます。

千秋が近づくと、千冬はにこりと微笑み千秋を捕まえようとする。

染谷千冬? : sCCB<=60 【鉤爪】 (1D100<=60) > 89 > 失敗

だが千秋はその手をひらりと避ける。 足を狙うならキック-15%でどうぞ。

染谷千秋 : CCB<=75-15 【キック-15】 (1D100<=60) > 12 > スペシャル 染谷千秋 : (1D6+1D4) > 2[2]+3[3] > 5 染谷千秋 : 2d6+1D4 【ダメージ判定】 (2D6+1D4) > 9[6,3]+2[2] > 11

千冬の体がぐらりと崩れ落ちるが、しかしそれでも歪な笑い声を漏らしている。足がすぐに再生を始める。

染谷千秋 : 近寄ってチョーカーで腕を拘束します! 染谷千秋 : ベルトで足を拘束します!

千冬の姿をしたものは今でも千秋を捕まえようとしている。そんな相手を拘束をするのは無理そうだ。

染谷千秋 : 馬乗りになって手を踏みつけます!

DEX対抗をします。

染谷千冬? : sRESB(15-13) (1d100<=60) > 82 > 失敗 染谷千冬? : sCCB<=30 【回避】 (1D100<=30) > 48 > 失敗

千秋はそれが足を再生する前に、手を踏みつけ動きを止めることができる。

染谷千秋 : 「……千冬!ダメだ、こいつ倒しても再生する。俺がここで抑えてるからバックヤードで拘束するもん探してきてくれねえ?」

踏みつけられている千冬が抵抗している。 STR対抗をします。

染谷千冬? : sRESB(19-11) (1d100<=90) > 57 > 成功

怪力で踏みつけられている足を押し返され、千冬が再び立ち上がる。

染谷千冬 : sccb<=95 千秋を信じる心 ファンブル以外成功 (1D100<=95) > 90 > 成功 染谷千冬 : 千秋と自分の姿をしたものが争うところを見て、覚悟を決めます。 「……千秋! 絵の中に行け!」 染谷千秋 : 「嫌だ!こいつとここに置いてけぼりになるんだぞ!」 染谷千冬 : 「保管室の中に立てこもる! 鍵は俺が持ってる、入れないはずだ! 調べる余裕も、拘束する余裕もない! 行け!」 染谷千秋 : CCB<=16*5 【POW × 5】 (1D100<=80) > 22 > 成功 染谷千秋 : 「ッ……、クソ!なら保管室はいれ!鍵閉めたの確認したら行く!」 染谷千秋 : もう一回キック! 染谷千冬 : 「……ああ! 信じてる、千秋!」 保管室に走り、ガチャリと鍵を閉めます。

キックどうぞ!

染谷千秋 : CCB<=75 【キック】 (1D100<=75) > 63 > 成功 染谷千冬? : sCCB<=30 【回避】 (1D100<=30) > 100 > 致命的失敗

ダメージロールは4d6+1d4でどうぞ。

染谷千秋 : 4d6+1d4 (4D6+1D4) > 10[1,4,3,2]+4[4] > 14

千秋が勢いよく蹴り上げると、千冬を模した体が大きく吹っ飛んだ。立て直すのに時間がかかりそうだ。

染谷千秋 : 「必ず戻る!」 大きな声で言って絵の中に飛び込みます!

千秋は特別展示室まで走る。 階段を駆け下り、迎える扉を抜けると、外の騒ぎを知らない静謐な空間で、美しい花の絵画が千秋を迎えている。 その絵をゆっくりと確認する間もなく、千秋は絵に手を押し当てる。

手を触れても柔らかさはなく、しかし、触れたものを触れた箇所から取り込んでゆく。 指先が、掌が、肘が――触れたところから絵の具のように質感を変え、溶け、絵画の中に描かれてゆく。 不思議と、恐怖はない。 千秋はするりと、その内側へと入り込んでいった。 s1d1 千冬side: 保管室に立てこもっていた千冬は、心に温もりが広がるのを感じる。きっと千秋が、自分の心に入ったのだ。泣きたくなるほどの安心がそこにある。

もう大丈夫だ。 千冬の意識はゆっくりと落ちていく――。 最後に見た夢の中で、花は諦めたようにうなだれて、そして脈動するのをやめた。 もう、あの夢は見ないだろう。 (1D1) > 1

千秋は閉じていた目を開けた。そこは、ふしぎな色をした空間だった。 空間と言うには少し息苦しく、けれど、居心地は悪くない。何かに包まれているような、このまま溶け込んでいけるような、自分は受け入れられているような―― 曖昧だが、確かな意思がここには満ちている。千冬のこころ。その内側に、千秋はいる。

染谷千秋 : 千冬の幸せと安寧と健康を願います

その空間が応えるように、ぽかぽかと暖かになり、光が降り注ぐ。 安心とともに、千秋にもまどろみが訪れる。

はっと気が付くと、あなたたちはアスターミュージアムの入り口に立っていた。 「ようこそ!」と、白いワンピースのフラワーガールが花を差し出してくれる。 小さいが瑞々しい生花のさわやかな香り。 「これはお祝いの気持ちです。良かったらどうぞ、お持ちください!」 白いワンピースのフラワーガールはそう言ってあなたたちに花を渡すと、また次の来館者の元へと踊るように駆けて行った。 時刻は、あなたたちがここに訪れた時からほとんど変わっていない。 目の前の平和そのものの風景は、先ほどまでの緊迫感の名残も無いだろう。 けれど、あなたたちの心情は大きく違っている。

夢を共有した、心の内側を知った、あなたたちは、安心を手にいれた。

☆END1 ベストエンド「献身」

☆SAN回復量 千冬:異変後に失った千冬と千秋のSAN値合計 →18+19=37 千秋:4d10+5

☆成長判定 千秋 ・目星×2

千冬 ・目星×1

お疲れ様でした!

染谷千秋 : 4d10+5 (4D10+5) > 20[3,8,3,6]+5 > 25 [ 染谷千秋 ] SAN : 15 → 40 [ 染谷千冬 ] SAN : 33 → 70 染谷千冬 : CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 41 > 成功 染谷千秋 : CCB<=83 【目星】 (1D100<=83) > 65 > 成功 染谷千秋 : CCB<=83 【目星】 (1D100<=83) > 64 > 成功 染谷千冬 : 足が速くなることを狙って走りこんでます。筋トレもしてます。DEXとSTRとCONを成長判定させてください。

どうぞ!

染谷千秋 : 身体能力の向上を狙って筋トレと走りこみしてます!STRとCONとDEX成長判定させてください! 染谷千冬 : ccb<=(18-14)*5 STR成長 (1D100<=20) > 85 > 失敗 染谷千冬 : ccb<=(18-11)*5 CON成長 (1D100<=35) > 33 > 成功 染谷千冬 : ccb<=(18-9)*2 DEX成長 (1D100<=18) > 62 > 失敗 染谷千秋 : ccb<=(18-11)*5 【STR成長】 (1D100<=35) > 6 > スペシャル 染谷千秋 : ccb<=(18-10)*5 【CON成長】 (1D100<=40) > 67 > 失敗 染谷千秋 : ccb<=(18-13)*2 【DEX成長】 (1D100<=10) > 87 > 失敗 染谷千秋 : 数日後、千冬に夢を見なくなったかどうかを尋ねます! 染谷千秋 : 「千冬、あれからあの夢見てる?」 染谷千冬 : 「……いや、ずっと見てない。千秋、ありがとう」 染谷千秋 : 「そっか。……よかった。本当に」 千冬を抱きしめます。 染谷千冬 : 「……千秋が絵に入ること、それが悪いことじゃないこと、直感はしていた。それでも怖かった。もし危険なことがあったらと思うと、千秋にそんなことをさせたくなかった。……でも、千秋を信じて良かった。ごめん。本当に、ありがとう」 染谷千秋 : 「いーよ。……俺のためを思ってくれたんだろ?それに、俺も千冬を穴に入れたくなかった。同じだ」 染谷千秋 : 「……信じてくれてありがとう、千冬。本当に、無事でよかった」 千冬の髪をさわさわと触ります。 染谷千冬 : 「……」 千秋に口づけをし、寄りかかります。 染谷千秋 : 口付けを返して抱きしめます。 「なー千冬、寒い」 美術館に誘ったあの日のように、千冬にべったりとくっつきます。

どちらかが欠けることなく、なり代わられることもなく。二人は日常を取り戻した。 千冬の今の穏やかで温かな安寧は、千冬のために献身した千秋によるものだ。 千冬はそれを自覚しながら、千秋に感謝しながら、この日々を大切にするだろう。

背景

古くからこの地域で微睡んでいるアブホースの落とし子の姿を絵画として精密に写し取った絵描きがいた。 夢中で描かれたその絵画はアブホースの落とし子と現世の繋がりとなり、その絵画を内包するこの建物自体の存在を不確かにする。 かくして、この建物はアブホースの落とし子の揺りかごとなり、犠牲者はアブホースの落とし子と共有する夢の舞台をここに定めることとなった。